あやたかのお部屋

学生の雑記ブログ!

中高生におすすめ小説5選

こんにちは。

そこら辺にいる学生のあやたかです。

自分はよく、小さい頃に戻りたいなーなんてよく思うんですよ、ただ純粋に走り回って、何も考えてなさそうな時代に戻りたいと思う…いや思うんじゃなくて、切実に戻りたい…まあそれは無理な話なんですけどね。w中の人は絶賛思春期真っ只中の悩み多い学生です。思春期経験したら分かると思うけど、思春期特有の悩みってめちゃくちゃめんどくさい内容ばっかだよね!だから、それを全部捨てて小さい頃に戻りたい!

まあ中の人の願望は置いといて、そんな思春期真っ只中な中高生におすすめな小説紹介してきたいと思います

 

 

・泣いて、笑って、ありのままの君で/音はつきさん

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あらすじ

自分に自信がない白城庭は、自分を見せることが苦手で、嫌な事を嫌と言えず、それに自分の好きなことさえも隠していた。ある時、庭の秘密がクラスの中心人物、鍬内想に知られてしまった。馬鹿にされると思ったが、想は馬鹿にはせずに、ありのままの庭を受け入れて、一緒に過ごすようになった。そんな想の存在が、ホントの自分を見せるのが怖かった庭を変えていく。しかし、想にも庭には、言ってない葛藤があり、そんな2人が、認め合い成長していく物語。

感想

ほんとの自分を出すってすごい難しいことだと思う。実際自分も堂々とできてるとは言えないしね。でもいつも思うのは、自分を押し殺して生きていくのものすごく辛い人生だと思うんだよね。だから少しでもいいから、自分の素を見せてみようと思わしてくれるそんな作品です。

自分を上手く出せない、押し殺してしまっている人にはすごく勇気を与える作品だと思います。

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泣いて、笑って、ありのままの君で (スターツ出版文庫) | 音 はつき |本 | 通販 | Amazon

 

・僕が恋した一瞬をきらめく君に。

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あらすじ

サッカー選手になる夢を、怪我が原因で挫折してしまった高校2年生の朔田樹。転校先で友達も作らず、一人ギターを弾くのが樹の心休まる時間だった。ある時、公園で弾き語りをしているのを同級生の沢石咲果にみられてしまう。かつて歌手になる夢を見ていた咲果と共に曲作りを始めた樹は、次第に音楽を通した将来を本気で考え始める。だけど咲果には、夢を追いたくても追えない秘密があって…

感想

人はだれしも最初は夢を見ます。でも大半の人がその夢を捨てると思います。それは成長するにつれてどうしても現実を見てしまうからですね…まあ当たり前の話ですが。まあそんな中で、この作品は「夢を見続けろ」とかそんな綺麗ごとじゃなくて、どんな夢でも、それに食らいついて頑張る勇気をくれるような作品です。

なにか挫折した人に、ものすごくおすすめの作品です

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僕が恋した、一瞬をきらめく君に。 (スターツ出版文庫) | 音 はつき |本 | 通販 | Amazon

 

 

・真夜中の底で君を待つ

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あらすじ

家族や友人と関わることが苦手な17歳の更紗。更紗のアルバイト先の喫茶店の常連客の「黒縁さん」。コミュニケーションの苦手な2人が、アルバイト先以外で出会ったのは深夜の公園だった。それから始まった特別な時間は、お互いの過去の痛みを優しく溶かしてくれる時間だった。愛に恵まれなかった二人の成長のお話。

感想

まず、作風がものすごくエモいです。深夜の公園で、特に約束もせずに自然と一緒にいる時間ってほんとエモいと思いませんか!!

本作は、更紗と黒縁さんの二人の心の痛みやら、現状のつらい事を深夜の公園を介して、二人で乗り越えて成長していくって感じの作品なんですけど、この二人の悩み事が、今現状生きづらいと感じている人にには、結構共感できる内容だと思うんですよね(経験則)。だから、人によってはかなり価値観が揺られると思います。たとえ価値観が揺れなくて、明日から少し生きる力を与えてくれるような作品だと思います。

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真夜中の底で君を待つ (幻冬舎文庫) | 汐見 夏衛 |本 | 通販 | Amazon

 

・臆病な僕らは今日も震えながら

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あらすじ

疎外感の中、生きる希望を失った高校生の、緒方きらら。きららは幼い頃から、「虹色の世界」の夢を繰り返し見ていた。自殺を思い訪れた所で彼女は偶然、その「虹色の世界」を描いていている青年の、芳川景に出会った。実は景もきららと同じ夢を見ていて、二人で「虹色の世界」の夢を解き明かそうとする物語。

感想

思春期の悩みとして、自分の存在価値って何だろうみたいな事を考えたことあると思いますよね。中の人は現在進行形で考えてます。wこの作品はそんな悩みを解決しなかったとしても、存在価値についてよく考えている様な人には、ものすごく刺さると思うし、少しでも気持ちを緩和して、少しでも自分を前向きにしてくれるそんな作品です。

ちなみに中の人はこの本を読んで、涙を流して泣いてしまいました。刺さりすぎて。涙腺弱い人は、一人になれるところで読みましょう!

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臆病な僕らは今日も震えながら (実業之日本社文庫) | 汐見 夏衛 |本 | 通販 | Amazon

 

・15歳のテロリスト

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あらすじ

「全て吹き飛んでしまえ」突然の犯行予告の後、新宿駅が爆発した。容疑者は渡辺篤人。15歳の少年のテロは、世間に大きな衝撃を与えた。少年犯罪を追う記者の安藤は、渡辺篤人を知っていた。かつて少年犯罪被害者の会で出会った孤独の少年は、こんな凶行をなぜしてしまったのか。事件の裏に隠された真実にたどり着いた時、渡辺篤人の最後の戦いが始まろうとしていた。

感想

まずね、ミステリーサスペンス系の小説で、一番面白いと思うんだよね。ほんと衝撃的な作品だったね。まじでこの作品読むと価値観変わるよ!!

この作品は、少年法を題材にしたいます。しかも被害者視点と加害者視点どっちも描かれています。なので少年法を比較的フラットな状態で考えることができる作品なんですよ。所で今の中高生で少年法に興味関心がある人ってどのぐらいいるんでしょう、たぶん深く考えてる人は少ないと思うんですよ。自分は少年法は割と理不尽な部分があると思っていて、法改正するべきだと思ってます(2021年少し改正されましたけど)。でも現状、大幅に少年法が大幅改正される感じがしません。それって割と当事者(少年法で守られる中高生)意識があまりないからだと思ってます。この作品を読んで、少しでも少年法について考えてみてください。

ちなみに中の人はこの作品で本に沼りました。w

 

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15歳のテロリスト (メディアワークス文庫) | 松村 涼哉 |本 | 通販 | Amazon

 

・おまけ

おまけとして、佐野徹夜さんの青春小説を置いときます

・さよなら世界の終わり

さよなら世界の終わり (新潮文庫) | 佐野 徹夜, loundraw |本 | 通販 | Amazon

・アオハル・ポイント

アオハル・ポイント (メディアワークス文庫) | 佐野 徹夜 |本 | 通販 | Amazon

この二つが佐野徹夜さんのおすすめ小説ですね。

内容が内容だから、人によっては感情移入しすぎて、読了後病みます…ちなみに中の人は二作品とも読了後病みました…共感できすぎて。でも人によっては救いにもなる小説だと思います。まああと佐野徹夜さんのあとがきが深いから、まじで一回読んでみてほしい。

まとめ

とりあえず自分の蔵書から5冊+α持って来て、まとめてみました。

まあ絶賛思春期中の中の人は、この作品たちに結構救われましたね。まあこれは個人の意見であって、みんながそうとは限ません。人によっては、共感出来なかったり、なんも感じなかったり、あまり響かないかもしれません。でもそれってたまたま刺さらなかっただけであって、この世のどこかには絶対刺さる本があると思ってます。一回でも自分の心に刺さって、価値観を根底から覆す本に出会ってみてください。ほんとに世界が変わります。たぶんそれがこの世で最も最高な読書体験だと僕は思います。