「純愛ってこのことなんだな」恋する寄生虫の感想
こんにちは。
そこら辺にいる学生ことあやたかです。
小説紹介する前に少し自語りします。
中の人は、惰性的な恋しかしたことないんですよね。なんとなく人を好きなって、なんとなく冷めるみたいな、まるで中の人自身を表してるような恋の仕方ですよw。まじで燃えるような恋をしたことないんですよね…こういう恋しかしてこなかったせいで、恋愛小説にどっぷりはまっちゃったんですよね~。とくに今日紹介する小説とか、えげついくらいはまる恋の物語だったんですよね~。
今日紹介する小説⇩
ずっと前から気になってて、やっと読めましたね。いやー衝撃的な作品だった…
あらすじ
失業中の青年・高坂賢吾と不登校の少女・佐薙ひじり。二人は出会いこそ最悪だったが、社会復帰に向けてリハビリしていくうちに、惹かれ合い、恋に落ちた。しかし幸福な日々はそう長く続かなかった。その恋の裏には、二人を引き裂く衝撃的な真実が隠されていて…てお話。
感想
うーん何というか、ほんと衝撃的な作品だったね…
とにかくひじりちゃんがほんとに切ない。とにかくこの二人には、幸せになってほしい…
恋愛ってさ本当色んな形があって、その形一つ一つが全て、尊い恋なんだと思う。それがたとえどんなに変形した恋の形でもね。結局本人たちの気持ちが、恋愛においては一番だと思うのね。愛し合いたいって気持ちがお互いあれば、どんな形だって純愛なるんだなとこの作品を読んで思ったね。
考えたこと
たぶん本作のテーマは、恋の形だとおもんだけど、作者が言いたいことって何だろうと思って考えてみたの。二人に寄生した寄生虫は調べた感じ実在はしなかったから、たぶん作者は、生きる上で不都合な事を(本作だと人間嫌いになるとか)、虫に例えたんだよね。虫が運んできたのは、生きる上で決定的な不都合だったけど、でもその不都合のおかげで、最愛の人を見つけられたわけじゃん。だからどんなに不都合を抱えていても、生きていれば何かしらのいいことがあるって、メッセージがあるような気がした…なんんか的外れな気もするけどw。
まとめ
三秋縋さんの作品初めて読んだんだけど、めちゃくちゃ良かったね。とくにあとがきよ!まじで共感しかないあとがきだった。
最近中の人は、あとがき中毒になってる気がするんですよね。文庫本の最後にあとがきがあればめちゃくちゃ喜んで、ないとめちゃくちゃがっかりするんですよw。いやーあとがきでこんなに一喜一憂すとは思ってみなかったな~。
まあとにかく「恋する寄生虫」ほんとに面白かったので買ってみてください!
恋する寄生虫のurl⇩
恋する寄生虫 (メディアワークス文庫) | 三秋 縋 |本 | 通販 | Amazon
恋する寄生虫/三秋 縋さん
3月19日 読了