あやたかのお部屋

学生の雑記ブログ!

「言葉の力ってすごいな」 真夜中の底で君を待つ

こんにちは。

そこら辺にいる学生のあやたかです。

小説の紹介の前に少し雑談を。

読書を愛すものとして、本の内容で優劣をつけるべきじゃないと思うんですよね。(自己啓発本、ビジネス書、小説、漫画)とかでの括りお話なんですけど。でも人間は誰しも矛盾抱えてますよね。ここでの自分の矛盾はですね、twitterで、漫画に読了タグを付けてツイートする人を見ると、ムズムズして物凄くコレジャナイ感がある…漫画を軽蔑してるつもりはないんだけどね、でもやっぱりコレジャナイ感が否めない…まあでも矛盾あっての人間だしね…まあ自分の駄文はここまでにして、小説紹介します。

今回紹介する小説⇩画像小さいのは気にしないでくださいw

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読みました。汐見夏衛さんの小説はいいね!なんというかやさしく寄り添ってくれる感じがする。

あらすじ

家族や友人と関わることが苦手な17歳の更紗。更紗のアルバイト先の喫茶店の常連客の「黒縁さん」。コミュニケーションの苦手な2人が、アルバイト先以外で出会ったのは深夜の公園だった。それから始まった特別な時間は、お互いの過去の痛みを優しく溶かしてくれる時間だった。愛に恵まれなかった二人の成長のお話。

まあ一行で言うと、深夜の公園でお互いの闇を乗り越え、成長するお話。

感想

先に言っておく、自分は非日常的な所で、約束も特にせずに集まるみたいなシチュエーションが大好物だ!だってそれ以上にエモい関係ないっしょ!wでもほんとにこういうシチュエーション大好きだな~。

まあこの小説のキーワードは、「言葉の力」だと思う。黒縁さんが言っていたと通り、あらゆることに置いて、自分の気持ちなどをしっかり語源化して、相手に伝えるってことが大事だと思った。

それに、最後安易に色恋沙汰にしなかったの何気にポイント高い。

考えさせられたこと

やっぱり人とかかわることで、時に傷ついたり、傷つけたりすることがあるけど、それを恐れ過ぎない方がいい、むしろそれが人と関わることだ。と思いましたね。いま生きているひと、特に人間関係が窮屈と感じる方は、絶対に知っておいて欲しい事だなと思いますね。自分もこの考え方に、結構救われています。

まとめ

やっぱり汐見夏衛さんの小説は、中高生の悩みにそっと寄り添ってくれる感じがものすごく温かいなと感じます。まあまだ2~3作くらいしか読めてないんですけど…

今、人間関係などがつらい人、悩みの沼にハマっている人は、この小説を一度読んでみて下さい。ほんとおすすめです。

 

真夜中の底で君を待つ/汐見夏衛さん

3月16日 読了

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